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天は藍よりも青く【気象系BL小説】

第19章 天は藍よりも青く


「和也…」


「ん?」


顎をクイっと持ち上げて、キスをした。


「ちょうだい?」


「え?昨日の今日だよ…?」


「だめ?」


「だめじゃないけど…」


ちらっと隣の布団を見る。


「翔さん、明日仕事だよ…起こしたら…」


「午後からだから…大丈夫だよ…」


「そんな…」


ぐいっと和也を引き起こして、翔ちゃんの布団へ投げ出した。


「ぐえええええっ…」


翔ちゃんが飛び起きた。


「なっ…なに!?」


相葉ちゃんも潤も飛び起きて、和也を見た。


「な、なにしてんの!?」


「こ、この人が…いきなりサカってきて…」


「いいだろ…皆して俺のこと好きにしたんだから…させろ!」


「えっ…ちょおっ…」


ぼふーんと飛び上がって、嵐布団の上に飛び乗った。


「やああんっ…重いっ…」


「よしっ!翔ちゃんから食べるっ!」


「ちょおっ…待って待って!」


「おまえら押さえろー!」


「えっ…押さえるの!?」


相葉ちゃんが右手を、潤が左手を、和也は翔ちゃんの身体の上に乗ったまま押さえてくれた。


「ちょっ…待って…俺、仕事っ…」


「だから一番ね?」


「さ、智く~んっ…」
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