• テキストサイズ

天は藍よりも青く【気象系BL小説】

第18章 Groove


そのまま、和也と翔ちゃんはキスを始める。


相葉ちゃんは和也を咥えて、顔を上下に動かし始めた。


和也の甘い吐息が座敷に満ちた。


皆で和也をまた、絶頂に連れて行く。


それはとても幸せな作業で。


そして俺達が一つになるための作業で。


「あっ…ああっ…も、だめえっ…」


和也が叫ぶと、中がぐんっとうねって、俺は搾り取られた。


同時に相葉ちゃんの顔が動いて、口の端から白い液体を流しながら起き上がってきた。


ごくんと飲み込むと、口の端についたのを潤が舐めとっていった。


「和也…」


和也は気を失っていた。


体中、俺達の出したものでベトベトになりながら。


皆で和也を抱えて風呂に入った。


5人で入るのなんて初めてだった。


お互いの身体を洗いっこして、まだ気を失ってる和也の身体を綺麗にして。


「広いお風呂でよかったよね…」


相葉ちゃんが和也を抱えながら湯船に入ってる。


反対側には翔ちゃんが浸かってる。


俺と潤は洗い場で身体を流してる。


「おお。ばあちゃんに感謝しないとな」


「あ、智くん。そろそろ大叔母さん1周忌なんじゃないの?」


「へ?」


翔ちゃんが言ってくれなかったら、危うく逃すところだった。

/ 779ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp