第18章 Groove
そのまま、和也と翔ちゃんはキスを始める。
相葉ちゃんは和也を咥えて、顔を上下に動かし始めた。
和也の甘い吐息が座敷に満ちた。
皆で和也をまた、絶頂に連れて行く。
それはとても幸せな作業で。
そして俺達が一つになるための作業で。
「あっ…ああっ…も、だめえっ…」
和也が叫ぶと、中がぐんっとうねって、俺は搾り取られた。
同時に相葉ちゃんの顔が動いて、口の端から白い液体を流しながら起き上がってきた。
ごくんと飲み込むと、口の端についたのを潤が舐めとっていった。
「和也…」
和也は気を失っていた。
体中、俺達の出したものでベトベトになりながら。
皆で和也を抱えて風呂に入った。
5人で入るのなんて初めてだった。
お互いの身体を洗いっこして、まだ気を失ってる和也の身体を綺麗にして。
「広いお風呂でよかったよね…」
相葉ちゃんが和也を抱えながら湯船に入ってる。
反対側には翔ちゃんが浸かってる。
俺と潤は洗い場で身体を流してる。
「おお。ばあちゃんに感謝しないとな」
「あ、智くん。そろそろ大叔母さん1周忌なんじゃないの?」
「へ?」
翔ちゃんが言ってくれなかったら、危うく逃すところだった。