第18章 Groove
和也が乱れれば乱れるほど、皆夢中になった。
朝から俺たちなにしてんだろって思いながら、和也に自分を突っ込んだ。
「あ…智ぃ…」
「お前がいけないんだぞ…」
「なんでぇっ?」
「お前が皆のこと愛するから…」
「え?」
「皆がお前に惚れちまったんだろ」
ああ…そっか。
そうだよ。
和也は舞台から変わった。
俺だけじゃなくて、俺のこと愛する3人のことも愛するようになった。
だから皆も…
「お前のこと、皆が愛してるんだよ」
「智…」
俺に揺さぶられながら、皆の体液にまみれてる和也を、とてもいとおしいと思った。
翔ちゃんも潤も相葉ちゃんも、俺達の事熱い目で見てる。
「ねえ…和也…俺たち、皆のものになったんだよ?」
「うん…智…うん…」
和也は俺の首に腕を回して、身体を引き寄せた。
「智…一番愛してる…でも、皆のことも…俺…」
「ん…それで、いい」
和也を突き上げる俺の身体に、潤が腕を絡ませてくる。
俺を抱きしめると、愛おしそうにキスの雨を降らせた。
翔ちゃんは和也の額にキスを落とすと、首の下に腕を滑りこませ和也を抱きしめた。