第18章 Groove
子供みたいにぐずる相葉ちゃんをなんとか素っ裸にして、3人で風呂に入る。
俺らより身体がでかいんだから、あまえんな…このやろう…
和也が相葉ちゃんの身体を洗ってやって、俺達も自分の身体を洗って、なんとか風呂を出る。
まだぼけっとしてる相葉ちゃんをリビングまで引っ張っていくと、翔ちゃんと潤がまだ起きてた。
「明日って、全員オフだっけ?」
「え!?」
もう年末はオフはないもんだと皆思い込んでたから、翔ちゃんがスケジュールをタブレットで確認するのをかたずを飲んでみていた。
「ほら…明日、雅紀のロケが予定変更になったから、全員オフだよ」
「まーじーでー!!!」
ただし。ここから31日が終わるまでは、オフはない。
約2週間…
「なにする!?つか、全員でなにかする?それとも個別?」
雅紀がしゃっきりと目を覚ました。
「んー…俺は身体のメンテナンス行きたいかな…」
潤がバキバキと肩を鳴らした。
「俺もエステ…」
翔ちゃんが胸毛を触る。
「俺は寝る」
「俺も寝る」
「えー…じゃあ俺も、リーダー達と寝ようかな…」
翔ちゃんと潤が顔を見合わせた。
にこっと笑うと、二人とも満面の笑顔になった。
「「じゃあ俺らも寝る!」」