第18章 Groove
相葉ちゃんも翔ちゃんもそうで。
潤と和也から目が離せないみたいだった。
「なんだよぉ…お前ら見るなよ…」
潤は目を腕で覆って、真っ赤になった。
和也の口からぴちゃぴちゃといやらしい音が聞こえる。
「あ……カズ…だめ…」
小さな潤の吐息は楽屋の中に響いて、俺達に吸い込まれた。
翔ちゃんが動き出す。
ソファに座る潤の横に膝立ちして、潤の唇を奪った。
「あ…しょ、くん…」
潤は翔くんのジャケットの襟を掴むと、ぎゅううっと翔くんを引き寄せた。
「カズが…キモチイイよ…」
「ん…潤、良かったな…」
そう言って、潤の唇をちゅうっと吸った。
「あっ…う、んんんっ…」
潤が眉間にシワを寄せて、和也の髪を掴んだ。
「も、出るから離して?」
「いいよ?口に出して?」
「やっ…だめだよっ…」
「いいから…」
そう言ってまた和也は潤を咥えた。
「ほら…潤、遠慮すんなよ」
翔くんが洋服越しに、潤の乳首をぎゅっと握った。
「あああっ…やめてっ…弱いって知ってるでしょっ…」
「だからやってんだよ」
「ばっ…ああっ…カズっ…カズっ…」
潤は和也の頭を抱え込んだ。