第18章 Groove
「じゅ、潤?」
翔くんが後ずさってる。
俺と相葉ちゃんはあちゃーって顔してどうにもできない。
和也は少し考えた顔してる。
「俺が抜いてあげる」
「え?」
和也が潤に歩みよった。
「俺じゃダメ?」
「えっ…カズ…」
和也は問答無用で潤のパンツのベルトを解いた。
「あっ…ちょっ…まっ…」
慌てて潤が和也を止めた。
「なんで止めんのよ」
「も、もうっ…いいってばっ!」
「なんでよ?抜いてあげるって言ってるのに」
「べ、別に…」
「ほら、遠慮しないの」
「カズっ…」
翔ちゃんが和也と潤に歩み寄った。
「ごめん…悪かったから…ニノ」
「いいよ。俺、したいもん」
「え?」
「潤が一番不安なんだろうからさ」
そういうと潤をぎゅっと抱きしめた。
「ごめんね。仲間はずれにしたわけじゃないんだ…」
「カズ…」
潤がぎゅっとカズに抱きついた。
「ごめん…俺…」
「いいから…ね?してあげる」
そっと潤の前に跪くと、パンツの前を開けた。
そろっと顔を近づけると、潤を咥え込んだみたいだった。
「お前らあっち向いてろ」
ぎろっと睨まれたけど、俺は動けなかった。