第18章 Groove
気がついたら相葉ちゃんの顔が、和也の股間にあった。
覗きこんだら、相葉ちゃんは和也を咥え込んでた。
「わ…エロ…」
べろっと舌で自分の口の周りを舐めながら相葉ちゃんが起き上がった。
「和、おいしかった」
「もぉ…おばか…なんだから…」
服の袖で、相葉ちゃんは口を拭った。
一人だけ服を着たままでいる。
俺は相葉ちゃんの胸に倒れこんだ。
「えっ…どうしたの?」
「どうしよう…」
「リーダー?」
「足りない…」
和也の身体がびくっとした。
俺と相葉ちゃんを見上げると、呆れた顔をした。
「俺もう無理だからね。後は二人でお好きにどうぞ…」
そう言ってベッドに沈み込んだ。
「だって。リーダーどうする?」
「翔ちゃん呼ぼう」
「えっ?」
「ちょっ…アンタ何言ってんのよ」
「だって、翔ちゃんひとりでしょ?潤待ってるにしても、淋しいじゃん」
「いいから。好きで待ってるんだからほっときなさいよ」
「でも…えっちしよ?って言ったらこないかな?」
「来るわけ無いでしょ!明日初日よ!?」
「じゃ、電話してみる」
相葉ちゃんがスマホを手にとった。
すぐに電話は繋がって、翔ちゃんは俺達の部屋に来ることになった。
「嘘でしょ…」
「ほらね…」