第18章 Groove
ホテルに帰ると風呂に入って、ちゃちゃっと準備をしてすぐに和也の部屋に行った。
潤はまだ会場にいる。
今日は先に寝てくれとメンバーにお達しがあったから、遠慮せず和也の部屋で寝ることにした。
「かーずーくーん」
廊下で喚いてると、中からにゅっと手が出てきて部屋に引きずり込まれた。
「あのねー…あんた…」
「かずっ」
もう和也の言うことなんて聞かず、ベッドに押し倒した。
「ちょっ…まっ…」
ぶちゅーっと情熱的にちゅーしてたら、和也にすっごい押されたからなんかめっちゃ燃えて、ますますちゅーしてやった。
「リーダー…」
後ろから声が聞こえた。
バスルームから相葉ちゃんが出てきたとこだった。
「むあああああっ」
「俺がむわああだわっ!」
「なっ…なんで居るんだよっ!」
「ちょっと話しに来てたんだよっ!トイレ借りて出てきたら、勝手に始めてたの、リーダーだろっ…」
「ご、ごめん…」
「しょうがないなあ…朝抜いたのにまだ足りないの?」
重なる俺達の横に、相葉ちゃんは腰掛けた。
「え…だって…ねえ、かず…」
「ん…俺たち久しぶりだし…」
「…ふうん…」