第17章 芽
「あぁ…潤…キモチイイ…」
「やべ…も、出そう…」
なんて言いながら、二人は潤の身体を可愛がってる。
俺はリビングのドアに凭れながら、それを眺めてる。
なんか…ヘンな気分…
この三人が愛し合ってるのなんて、見たことなかった。
そこにはいつも俺と和也が入ってたから…
でも俺達と暮らす前までは、いつも3人で愛し合ってたんだよね…
いつもこうやって潤を可愛がってたのかな…
ソファに歩み寄ると、翔ちゃんにキスした。
「智くん…」
相葉ちゃんにもキスすると、びっくりした顔をしてた。
「リーダー…」
潤はキス…できなかったから、手をとって甲にキスしといた。
「やっぱ、俺…和也待つよ…」
3人はやっぱりねって顔して、俺を離してくれた。
「じゃ…部屋行ってるから…楽しんで?」
階段を登って部屋に入る。
ベッドに入ると、ちょっと寒かった。
和也今頃、開放感に浸ってるだろうな…
う…
ぱんつ冷たい…
まだ、コイツ勃ってるし…
一発抜いとくか…?
いやでも、勿体無いし…
なにがだよ!
悶々としながら、俺は眠りについた。
あ、シャワーすんの忘れた…