第17章 芽
「あ…や、んっ…」
潤の手が俺の髪を掴んだ。
構わずそこをじっくりとほぐす。
大事な身体に負担をかけるわけにはいかない。
身を捩る潤がソファから落ちないように気をつけていたら、リビングのドアが開いた。
翔ちゃんと雅紀が入ってきて、俺達を眺めた。
二人とも、まだギラギラした目をしてる。
「…先にする?」
そういうと、雅紀と翔ちゃんはじゃんけんを始めた。
翔ちゃんが勝ってガッツポーズ。
俺がどくと、ソファに飛び乗った。
「潤…かわいがってやるよ…」
「あ…翔くん…」
潤が朦朧としながら、翔くんの首に腕を回して引き寄せた。
雅紀がいきなり二人に歩み寄った。
何をするのかと思ってたら、潤を起こしてソファに座った。
スエットをずりさげると、潤の頭を自分に近づけた。
「潤…咥えて…?」
「雅紀…」
潤…明日潰れたな…
あの二人のゼツリンに苛まれたら、おしまいだろ…
潤は相葉ちゃんをそっと口に入れる。
同時に翔ちゃんが潤の後ろに、自分を擦りつけた。
「んっ…んーっ…」
潤…串刺し…
ずぶりと翔ちゃんが潤の中に入る。
相葉ちゃんも潤の頭を持って、奥深くに自分を差し込んだ。