第17章 芽
「ね…ここで…欲しい…」
「潤…」
ああ…もう…
和也のバカ…
潤の手で体の熱がどんどん上がっていく。
一ヶ月我慢してたから、止らない。
そのままソファでもつれ合うように俺たちは互いを貪った。
「リーダー…好き…」
「ん…潤…好きだよ…」
潤の首筋に手を這わせて、顎を持つ。
顔を引き寄せてキスすると潤のズボンをずり下げた。
「ん…う…」
恥ずかしそうに身体を捩るけど、腰を持って逃さない。
「欲しい…潤…」
そっと潤の後ろに指を這わせると、ぶるっと潤が震える。
解してるのももどかしい。
ローションなんてここにはないし…
潤を起き上がらせて、ソファに寝かせた。
スエットのズボンを脱がせると、腰を持ち上げた。
「えっ!?何してんの…」
潤の蕾に唇を押し当てた。
「ああっ…やめっ…恥ずかしいよっ
…」
また身をよじって逃げようとするから、ガシっと押さえ込んでそこを舌でほぐした。
「んぅっ…んんーっ…」
クッションを握りしめて潤が声を我慢してる。
その姿がいじらしくて、可愛かった。
「声、我慢するなよ…」
クッションを取り上げて放り投げた。