第14章 雅やかな旋律
泣きじゃくる相葉ちゃんに、ちゅっちゅっとキスをする。
何回も何回もしてるうちに、だんだん涙がとまってくる。
「智…」
「ん…大丈夫だよ…?ずっと…一緒にいようね…」
「智…」
ぎゅっと相葉ちゃん俺を抱きしめると、いつもの香水の匂いがした。
爽やかな相葉ちゃんらしい香り…
好きだな…
いつの間にか、相葉ちゃんの指にはローションがついてて。
俺の後ろにぴたっと指があたった。
「う…」
驚いて身体を硬くしたら、相葉ちゃんはくすって笑って。
「痛くしたくないから…力抜いててね…」
「ん…わかったよ…」
でもこんなの慣れてないから、一生懸命力抜いてたら、また力が入ってたみたくて。
指が入ってきた時、思いっきり締め付けてしまったようで…
「智ぃ…これじゃ食いちぎられる…」
そう言いながら、腿の付け根に相葉ちゃんはキスした。
くすぐったくて、力が抜ける。
「あっ…んっ…くすぐったいよ…」
そういったのに、今度は腿の内側をさわさわと撫でだした。
「んっ…あんっ…くすぐったっ…」
身をよじろうとしたら、ぱくっと俺のじゃじゃまるを咥えて。
「あんっ…」
女みたいな声、出ちゃった…