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天は藍よりも青く【気象系BL小説】

第14章 雅やかな旋律


そっと首筋に舌を這わせる。


「ん…ん…」


隣に寝てる和也が寝返りをうった。


こちらを向いて、眠っている。


苦しい。声が出せない。


「…心配したんだよ…?」


囁くような声で相葉ちゃんが言う。


「本当に心配したんだよ…」


鎖骨を甘噛されて、背筋にぞわぞわが這い上った。


「んっ…ぅう…」


「なんで…倒れる前に頼らないんだよ…」


「え…?」


「どうしていつも一人で我慢するんだよ…」


「相葉ちゃん…?」


「今度、一人で我慢したら許さないからね…?」


「え…」


起き上がると、するりと俺のジーパンを脱がせた。


「ちょっ…」


「しっ…静かにして…」


和也をみると、幸せそうな顔で眠ってる。


「だから待って…お願いっ…」


「だめ」


そう言うと、ぱくっと俺を咥え込んだ。


すぐに裏筋に舌を這わせて、ちゅうっと吸い上げられる。


「う…あぁ…だめだって…」


ぐしゃっと濡れた髪を掴むけど、動きは止らない。


「だめだって…溜まってるから…すぐ出る…」


それでも動きは止まらなくて。


「あ、だめっ‥雅紀っ…」


「智…好きだよ…忘れないで…」
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