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天は藍よりも青く【気象系BL小説】

第11章 夢ゆら







「いたたたた…」


昨日は散々ソファで、全員になんか…その…


キモチイイことされた。


腰が痛い…


なんか悔しかったから、途中から和也を可愛がってたら、二人でヤラれた。


三人とも嬉しそうに、俺と和也をおもちゃにして…


なんだ、その…


なんだ…


なんか…凄かった。


「ちょっと…あなたのせいだからね…」


事務所の車の隣で、和也がぶーたれてる。


「おまえが始めたんだろ…」


「あなたがあんな顔するからでしょ…」


ふたりして、じっと睨み合った。


すぐに和也が笑い出して。


俺の額に、自分の額をコツンとくっつけた。


「ほんと…気をつけてよ…?智…あんな顔、見せるの俺達だけにして?」


「だって…わかんないんだもん…どんな顔してんだか…」


「えっちな気分になったら、トイレ行って」


「へ?」


「それから、寂しくなったらすぐに俺に連絡して」


「う、うん…」


「触って欲しくなっても、すぐに連絡して」


「うん…」


「そんなときは、誰にも顔見せないで…」


だんだん、声が小さくなっていって。


和也が俯いてしまった。


「どうしたの…?」


「ん…?なんでもない…」


顎を持ち上げたら、目が潤んでたから、肩を抱き寄せた。


「がんばる」


少し笑った。

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