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天は藍よりも青く【気象系BL小説】

第11章 夢ゆら


「リーダーが聞きたい事があるんだって」


潤は相葉ちゃんの隣に腰かけた。


ストンと、相葉ちゃんが俺を潤の膝に載せた。


「どうしたの?リーダー」


「あのね…潤は和也の事すき?」


「なに?突然…すきだよ?」


「俺と同じようにすき?」


「えっ?」


潤は顔を真っ赤にした。


「う、うん…」


「翔ちゃんは?相葉ちゃんは?」


あんまり前のめりで聞くから、潤が仰け反った。


「わ、わかったからっ…みんな、大好きだよっ…」


潤も同じ…


嬉しくなった。


知らないうちににやにやしてたみたくて。


潤が俺の顔を見て噴き出した。


「なんて顔してんの」


相葉ちゃんも笑いだした。


三人で笑ってたら、翔ちゃんと和也がリビングに入ってきた。


「なーに笑ってんの?」


和也も翔ちゃんもにこにこしてる。


「俺、嬉しい」


にこにこしてたら、みんな笑ってたからもっと嬉しくなった。


「智くん、そんな顔、他で見せたらだめだよ?」


「え?」


「そうよ?そんなとろけそうな顔しちゃって…」


和也が俺の顔をなでた。


「他の男誘惑したら、許さないから」

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