第10章 LIFE
潤を突き上げてると、隣に相葉ちゃんが滑り込んできて、翔ちゃんの足を開いた。
「翔ちゃん、安心して。俺がかわいがるからね…」
「まー…」
翔ちゃんが涙ぐみながら、腕を伸ばした。
「智くんひどいんだよ…俺を途中で放り出して…」
ずいぶんないわれようだな…
「途中じゃないよ…ちゃんとしてたよ?」
雅紀は満足気に笑うと、翔ちゃんの唇を塞いだ。
ちゅっと音をだして離れると、ふふっと笑った。
「こんなかわいい翔ちゃんにしてくれたリーダーに感謝だね」
そう言って、潤と繋がったままの俺を見た。
「リーダー…えっろ」
ばかやろ。
お前のほうがえろいわ…
見上げるその唇にキスをした。
「頼むな。雅紀」
そう言ったら真っ赤になって。
「わ、わかった」
慌てて翔ちゃんに向き直って、翔ちゃんを愛撫し始めた。
「あっ…もうっ…雅紀っ…」
翔ちゃんの可愛い声を聞きながら、潤に没頭した。
潤が涙を流しながら俺を見上げて、微笑んでる。
「潤、かわいい…」
そっと背中を抱き寄せると、潤はぎゅうっと抱きついた。
そのまま俺の動きに合わせて揺れ動いていた。