第10章 LIFE
突然、下から突き上げられた。
「うっ!?」
予想だにしなかった動きに、イキそうになった。
「ま、まって…!潤!」
「え…?」
「腰…動いてる…」
「えっ…」
真っ赤になって自分の腰を押さえた。
「あ、いや…いいんだけど…もう、俺…」
「あ…ごめん…わかんなくって…」
どうやら無意識で腰を動かしてたようで…
「あ…ごめんね…リーダー…」
真っ赤になって顔を隠してしまった。
そんな姿に、思わずきゅんっとしてしまって。
「潤…スケベなんだね…」
そう囁いたら、きゅっと中が締まって。
追い出される…
「ちっ…ちがうもんっ…」
「安心しなよ…ここにいるやつ、全員スケベなんだから…」
「やっ…じゃあ嵐は変態の集団じゃんか!」
潤が真面目に答えるもんだから、耐えられなくて、噴き出した。
くっくと笑っていたら、潤が真っ赤になったまま、固まってて。
油断してたから、腰をくいっと動かした。
「ああっ…もおっ…反則っ…」
そんなこと言って、もがくからまた腰を打ちつけた。
「あ…潤…俺、イキたい…」
「えっ…あ、うん…」
潤をぎゅっと握って、一緒にイこ?って囁いたら、また身体が桜色に染まって。
とっても綺麗だった。