第10章 LIFE
「んっ…んんんっ…」
翔ちゃんで口を塞がれて、潤の嬌声はくぐもった。
でもビクビク波打つ身体は、充分に潤が感じていることを伝えてくれた。
「潤っ…」
名前を呼ぶだけで精一杯だった。
和也と相葉ちゃんの視線が、痛いほど感じられて。
見られながらシてるのが、こんなに快感を増幅させるなんて…知らなかった。
「やっぱり…リーダー才能あるね…?ニノ」
相葉ちゃんが、和也の耳元に囁いている。
だからなんの才能だよ。
「リーダー、スワッピングしてるといつもより百倍エロい」
そっちかよ…
潤の中は優しく俺を包んで離さない。
時々抉るように突き上げると、きゅうっと締まって、うめき声を上げる。
すぽんと翔ちゃんを口から出して、潤が俺を見上げた。
「や…だ…ねえ…リーダーが見たいよ…抱っこして…?」
かわいくねだってくる。
心臓、ぎゅうってした。
「雅紀、翔ちゃんお願い」
そう言うと、潤を抱き上げて翔ちゃんの横に寝かせた。
「潤…」
名前を呼んで、啄むようなキスをすると潤は震えた。
ゆっくりと中にまた、はいった。
潤の手が俺を引き寄せて、抱きしめた。
「リーダー…好き…」
つぶやくから、腰をめいっぱい打ち込んだ。
たまらなかった。