第10章 LIFE

和也の方をみたら、相葉ちゃんに抱きしめられながら俺を見てた。


そんなに見るなよ…


「んっ…く…」


潤の声がだんだん苦しそうになってくる。


それに比例して、翔ちゃんの声はだんだん艶っぽくなってく。


「あ…ああ…潤…」


股間に蠢く潤の髪を掴む。


「気持ち、いい…」


潤を見つめている。


二人は見つめ合うと、微笑んだ。


エロいっちゅーの…


「潤…お口に翔ちゃん咥えて、後ろに俺の指いれてヨガって…凄いね…」


「えっ…」


真っ赤になって俺を見上げた。


「潤がこんなスケベな子だって知らなかったよ」


「そんな…」


みるみる身体が赤くなる。


桜色に染まる身体は綺麗で。


思わず背中にキスを散らした。


唇で触れる度に潤の身体はビクビク跳ねて。


「ほら…お口がお留守だよ？」


そう言ってやると、翔ちゃんをまた咥えた。


なんで…こんな…


身体が疼くんだろう。


「かわいい…潤…」


ウエットティッシュで手を拭いて、自分も拭くと、潤の腰を掴んだ。


期待に震える潤がこちらを仰ぎ見た。


「ほら、咥えろよ」


ぐいっと頭を翔ちゃんの方へ向けた。


間髪いれず、俺は潤の中にはいった。