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天は藍よりも青く【気象系BL小説】

第10章 LIFE


「ニノ…おとなしくできる?」


潤が和也の横に座る。


布団をかけ直すと、ポンポンと和也の胸を叩いた。


「リーダーが翔くんを抱くんだよ?いいの?」


「いっ…いいもんっ…」


その言い方が子供みたいで。


相葉ちゃんが噴き出した。


「ニノっ…もう…」


そう言って、和也にダイビングハグをした。


「ぐええええっ…」


潰れたかえるみたいな声がでた。


「雅紀…やりすぎ」


潤に頭をべちっと叩かれてた。


「だってえ…」


涙目になりながら、それでも和也をハグしてる。


「相葉さんっ…苦しいからっ…」


潤が持ってたひえピタを和也のおでこにペタンと貼った。


「さ、これで大人しくしてるんだよ?」


そう言って立ちあがった。


かと思ったら俺の腕を取った。


部屋の中央まで歩いて行かされて、そこで座らされた。


次に翔くんの腕を取って俺の前に座らせた。


「さ、俺達も見てるから」


といって、にっこり笑った。


「え…お前たちも見るの?」


そう聞いたら、当たり前のように頷いた。


「ニノにだけ見せるの、ズルくね?」


相葉ちゃんが相変わらず和也の上からどかずに言った。


どけや…お前…
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