第9章 FREEDOM

相葉ちゃんが、翔ちゃんの髪を掴んで身体を反らせる。


「んんっ…あ…いいっ…翔ちゃん、お口熱い…」


翔ちゃんは何も言わず、頭を上下に動かして相葉ちゃんを愛撫してる。


その背中をみてたら、なんだか急に誰かにしがみつきたくなって。


ニノの顔をみて、「だっこ…」って言ったら、すぐにぎゅって抱きしめてくれて。


「もう…アンタなんで今日は…そんなにかわいいのよ…」


ニノの腕に抱かれながら、なんだか女の子みたいな気分になってるのに気づいた。


潤が俺の背中から、抱きついてくる。


「俺も、抱っこしていい？」


潤の顔を振り返った。


目尻が赤くなってて、興奮してるのがわかった。


顔を寄せた。


潤は少し戸惑ってから、ゆっくりと俺に唇を重ねてきた。


触れるだけのキスをシタかと思ったら、今度は舌が中に入ってきた。


俺は左手をそっと伸ばして、ニノの股間に触れた。


「あ…大野さん…なに、やってんの…」


潤とキスしながら、ニノの股間に触れてる。


淫らな気分…イケナイコト、やってる…


そう思ったら、身体の奥が熱くなってきて…


相葉ちゃんが出す、吐息が増々それを煽って。


ニノの固くなったモノを、ゆっくりと扱きだした。


「んっ…大野、さんっ…」


ニノの手が、俺の乳首を弾いた。