第9章 FREEDOM
「やらしい…」
相葉ちゃんがびっくりしたように、俺を見上げる。
「リーダーからこんなこと…」
そういうと俺の唇にぐいっと、自分の唇を押し付けてきた。
「ふあっ!?」
そのまま倒れこんで、布団に転がった。
むちゃくちゃに相葉ちゃんが俺の唇を貪った。
「まーさーきっ…」
翔ちゃんが呆れたような声をだして、相葉ちゃんをひっぱがした。
「最初からそんな飛ばしたら、智くんもたないでしょ?」
優しいこと言ってるけど、最終的にはヘロヘロにする気なんだ…
「だって…我慢できないよ…翔ちゃん…」
相葉ちゃんが、切ない目を翔ちゃんに向ける。
「しょうがないな…ね、ニノ…ちょっとの間、智くん預けるからね?」
「え?」
「俺、ちょっと雅紀を落ち着かせるから…」
そう言って、翔ちゃんは相葉ちゃんの腕を取って立ちあがった。
「翔ちゃん…」
翔ちゃんは部屋の隅に積んである座布団を何枚か並べると、そこに相葉ちゃんを寝かせた。
そのまま、何も言わずズボンを豪快に脱がせると、相葉ちゃんの股間に顔を埋めた。
「えっ…!?」
俺とニノは固まった。
翔ちゃああああああああん!!!
「あ、翔ちゃんっ…じょうず…」