第2章 バスケ部

3人の先輩が近づいてきた。
｢どうした凛？｣
｢なになに？新入部員？｣
｢騒がしい…｣
3人の先輩が話しかけてきた。
どうやらさっき話してきた、
チャラい先輩は凛(りん)というらしい。
｢こっ、こんにちは！
バスケ部のマネージャーになりたいと思っています！
泉 真紀です！よろしくお願いします！｣
一応、自己紹介をした。
｢ちわっす…
バスケ部入部希望の
有栖 優 (ありす ゆう)です…
よろしくお願いします…！｣
すると、凛先輩がかるく自己紹介してくれた。
｢俺、菜城 凛！(なしろ りん)
よろしく♪ まーきちゃーん♪｣
そういうといきなり抱きついてきた。
｢ちょっ！離して下さい！/////｣
｢いいじゃん♪｣
離そうとするが、なかなか離れない。
｢凛の事は気にすんな
俺はここのキャプテンの雪泉 深夜(ゆきいずみ しんや)だ
よろしくな！｣
しっかりしたキャプテンだ。
この人もまたイケメン！
｢ねぇねぇ！
僕は、月弥 未希斗(つきや みきと)！
よろしくねっ！｣
明るく、元気な人だ。
今でいう、イヌ系男子！
これまたイケメン！
｢皆うるさい
俺は、神ケ谷 千尋(かみがや ちひろ)…
一応自己紹介……
まぁよろしく………｣
大人しそうでクールな感じの人。
今でいうネコ系男子だ！
またまたイケメン！
一体、この学校は何人のイケメンが……
｢はっはい！
菜城先輩！
雪泉先輩！
月弥先輩！
神ケ谷先輩！
よろしくお願いします！｣
どの先輩もいい人そうで良かった…！



｢おい！有栖！お前、バスケの経験は？｣
雪泉先輩が聞く。
｢中学1年からやってます｣
優が答える。
｢へぇ〜
アリスちゃん中学バスケ部だったんだ〜｣
｢その呼び方やめてくださいっ！
菜城先輩！｣
優が敬語を使っているのを聞くと、少し新鮮だ♪
また、菜城先輩らしい呼び方…
アリスちゃん……www
｢ちぇ〜
つれないね
アリスちゃんは〜｣
｢だからその呼び方…！｣
このやり取りは案外面白いかも…