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君と空

第2章 バスケ部


「アリスちゃんはつれないな〜
ねぇ?まーきちゃーん?」
凛先輩はそういうと、また抱きついた。
「あはは…
って菜城先輩!?
離れてください!/////」
「やめとけ…凛
有栖が、めっちゃみてるぞ…」
雪泉先輩が、菜城先輩を引き離そうとした。
優の方をみてみると、機嫌が悪いようだ。
「なになに?
アリスちゃん!
好きなの?
真紀ちゃんのこと…」
菜城先輩が冗談っぽく言う。
すると、優が
「別に…そういうんじゃないんで……/////」
少し照れているようにみえる。
「えっ!?
怪しいなぁ〜」
菜城先輩が、さらに優に問い詰める。
「だからっ…
違うっていってるじゃないですか…!」
その言葉に少しショックをうけた…
「ふーん
なら
真紀ちゃんは俺がもらうよ?」
「ちょっ!
いい加減にしてください…/////
離してください…!」
なんとか、菜城先輩から逃れた…
「ちぇ〜
真紀ちゃんもつれないね〜
けど、赤くなった真紀ちゃんも可愛いっ♪」
「冗談はやめてください…!」
菜城先輩はホントにチャラい…
だけど、
イケメンだからそんな事を言われると冗談でも照れてしまう…!
まったく!菜城先輩は!
「ごめんな
凛の事はホントに気にしない方がいい」
雪泉先輩はやっぱりしっかりしている。
「こいつバカだから」
雪泉先輩のあとに続くように、月弥先輩が付け足した。
「はぁっ?
未希斗よりは、バカじゃないしっ!」
負けじと、反抗する菜城先輩。
「けど
凛がバカなのは、事実……」
神ケ谷先輩は、落ち着いた声で言った。
「あ〜っ!
千尋にも言われた…」
少し落ち込んでいるようだ。
すると、月弥先輩と菜城先輩の口喧嘩がはじまった…
「はぁ…
またか……」
お疲れ気味の雪泉先輩。
「大変ですね
キャプテンは……」
「まぁな…!」
雪泉先輩は菜城先輩達に呆れながらも、
少し笑い、私にそう答えた。
「今日はごめんなっ!
また明日ここに顔をだしてくれ!」
雪泉先輩がそういうと、私達は体育館をあとにした。
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