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君と空

第6章 夏合宿〜1日目〜


部屋に入ると、
みんな盛り上がっていた。
「おぉ!女子だ!」
などと、さらに騒ぎだす。
「お邪魔しま〜す」
これで、バスケ部の1年は、
みんな揃った。
「これでみんな揃ったか!
王様ゲームでもやるか?」
「いいじゃん、いいじゃん」
どんどん、話しが進んでいき
みんなで王様ゲームをする事になった。


「やっほ♪
真紀ちゃんもいるじゃん♪
これは楽しくなりそうだね♪」
「盛り上がってるね!」
「うるさい…」
「凛!大人しくしとけよ」
菜城先輩、月屋先輩、神ケ谷先輩、
雪泉先輩達が、部屋に入ってきた。
「もぅ〜
深夜のケチ〜
真紀ちゃんがいるだから
テンション上がるのは、仕方ないじゃん♪」
「いいから黙れ!バカ凛」
いつものやり取りに
思わず、ニヤケてしまった。








「それじゃあ
王様ゲームやろ〜」
「人数多いから2つに分かれよ?」
菜城先輩が2班に分けるのを
提案していた。
やけに、ニヤニヤした顔で…


「で?
こういうメンバーになったの!?」
「そうらしいよ〜」
あまりのメンバーに私は
驚きの声をあげた。
優は、それに淡々と応える。
私の驚く理由はメンバーの揃いの良さに
ビックリしたのだ。
メンバーは、私、優、仮真くん、雪泉先輩、菜城先輩、月屋先輩、神ケ谷先輩の
7人で王様ゲームを
しなきゃいけなくなったのだ…
チラリと菜城先輩をみると
ニヤニヤした顔で
ピースされた。
絶対…仕込んでる!
「じゃあやろっか♪
ねぇ真紀ちゃん♪」
「はっ…はい…」
地獄のゲームが
はじまってしまった…

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