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君と空

第2章 バスケ部


「まずは
お前らの実力をみるから、
2年と5分間の試合をしてもらう」
雪泉先輩が淡々とつげる。
「2年 、3人
1年 、3人で
5分間の試合を計3回してもらう
1年はメンバー変えてけよ
あと、10分後にはじめる
しっかり準備しろよ」
「うっす!」
優のバスケを久しぶりにみるので、
私はドキドキした。
「じゃあ
2年は、俺と、凛、未希斗で
1年は…
ん〜
じゃあ
泉よろしく!」
驚きをかくせない。
思考がうまくまわらない。
「私ですか!?」
「あぁ!
お前、中学バスケ部だろ?
ならだいたいの事は分かってるから
1年のだすメンバーは
お前に任せる!」
驚いているが、
動揺している気持ちをすてて、
スィッチをいれた。
「はい!
私なりにがんばります!」
「おう!
頼んだ!」
雪泉先輩は、無邪気に笑って
そう言った。




「ど〜しよ〜」
私が悩んでいると
優が話しかけてきた。
「そんな悩まなくてもいいんじゃない?」
「ダメだよ!
やっぱりちゃんとしないと…」
まったく優は…
いつも適当…
「はいはい
なんかそういうとこ真紀らしいね
まぁがんばって…」
そういうと優は
優しく頭をなでてくれた。
こうしちゃいられない!
考えなきゃ!
「ありがと…!
がんばるよ!」
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