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君と空

第2章 バスケ部


朝、目覚めると
まだ着なれない制服を着て、
家をでた。
そこには、いつも通り
優がいた。
「おっ…おはよっ!」
「おはよ〜」
あれ?
意外と普通だ。
「よく眠れた?」
「ん〜
まぁね」
この何気ない会話が
とても好きだ。








学校に着くと、普通の授業が終わり、
私は、バスケ部に顔をだしにいった。
体育館に着くと、優が先に着いていた。
「おっ♪
真紀ちゃん発見!」
菜城先輩が後ろから抱きついてきた。
「ちょっ…/////
菜城先輩っ!」
「いいじゃん♪」
私は、良くないんですが…
すると、雪泉先輩が近くにきた。
「おっ!
泉がきた所だし
1年全員そろったな」
「私と優以外に1年はいるんですかか?」
私は、入部希望の他の1年生をみたことがない。
「あぁっ!いるぞ
まぁとにかく、皆に挨拶をしてくれっ!」
「はっ…はい!」




1年は私を含めて6人…
1列に並んで、挨拶をするようだ。
目の前には、バスケ部の先輩が全員いた。
緊張する…
「まずは、有栖からっ!
そこから順番によろしくっ!」
雪泉先輩が指示をだす。
私と優は隣だから、
優のあとに私か…
「1年
有栖 優です
中学からバスケをしています
よろしくお願いしますっ!」
短いがとても堂々とした挨拶だった。
次は私の番!
「いっ…1年
泉 真紀です!
中学はバスケ部だったので、基本的なことは分かるので
チームを支えられるよう、
マネージャーとして
しっかりサポートしていけるようにがんばりますっ!
よっ…よろしくお願いしますっ…!」
なんとか…言えた…
「1年
仮真 蛍(かりま けい)
よろしくお願いします」
優より短い挨拶に
ビックリして、思わず横をみる。
整った顔立ち…
またまたイケメン!
いったいこのバスケ部は…
そんな事を考えているうちに、
すべての挨拶が終わっていた。
「今日からお前らは
正式なバスケ部だっ!
練習はじめるぞ〜」
「うっすっ!」
元気のいい、声がした。

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