• テキストサイズ

【超弾丸論破2】超高校級とコロシアイ生活と私

第1章 始まり




「…夏織ちゃん?どうしたの?」


「…あっ、いや、その……私の超高校級の才能…思い出せなくて……」

「え?なにそれ大丈夫!?なんか記憶が混乱してるとか!?」

「あ、いや、そんなたいしたことないと思うんだ。たぶんどこにでもありそうな平凡な才能……かな。たぶんすぐ思い出せるよ。心配かけてごめんね」

「大丈夫だよ。これから思い出せばいいんだし!」


真昼ちゃん、明るくて頼りになって、本当にいい子だなあ。

私は真昼ちゃんににっこりとお礼を言った。

この時点で名前がわかったのは、十神くんと真昼ちゃんだけ。

ツンツンヘアーくんはまだ気を失ってるし…、大丈夫かな。


「次、僕自己紹介してもいいかな?」

「え?うん…」


ふわふわとした白い髪の毛に、何か深い思考がありそうな目をした男の子が、少し照れながら自己紹介を始めた。


「僕は、狛枝凪斗。超高校級の幸運っていう、ただたんにくじ引きにあたったから入学できたっていう、ツマラナイ才能を持っているんだ。僕みたいな凡人が恐れ多いけど…よろしくね。」


/ 21ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp