第2章 超高校級の高校生達
「あなた、唯吹ちゃんっていうの?」
「そうっすー!超高校級の軽音楽部、澪田唯吹っす!よろしくねー!」
「よろしくね、唯吹ちゃん!私は蜜森夏織。」
「僕は、花村輝々だよ!超高校級のシェフって呼ばれてるんだ!」
「よろしくっすー!」
唯吹ちゃんは、とっても元気でテンションが高い。
この子といると、自然と私も元気になるなあ。
「あっ!夏織ちゃんは水着選んでたんすか?」
「ううん、かわいいなーって思って見てたの!後でみんなで泳ごうね」
「はいっす!……いや~~、育ってるっすね~夏織ちゃん!」
「へ?そ、そう?」
唯吹ちゃんが、私の胸のあたりをじろじろ見てきた。
そ、そんなでもないと思うんだけどな…。
「これは水着が楽しみっす!」
「あ!そういや僕、レストランを見てくるんだった!じゃあねー!」