第3章 ーおそまつの心はー
ああー。
やっぱりそうなっちゃうか。
俺は、変わっていく自分を楽しんでいるいいんちょーが、いいんちょーの笑顔を気に入ってしまったってことか。
俺がほうけている様子を見てチョロ松が言った。
「なんなの?初恋でもしたの?ダメ長男。」
恋?・・・:。
こ、
「はぁああああああ!?//////え!?////なんなの!?そうゆうことなの!?///じゃあ俺は恋してないくせに愛だのなんだの身体だの言ってたの!?/////うっわうっわー!!えちょ、もうやばい。外行ってくるわ。」
なんかもう何もかも恥ずかしくなって飛び出した。
「おー、走ってこい。ダメ長男。」
チョロ松は止めるわけでもなく、『マジでこいつ頭いかれてんな』と呆れて眠りについた。
俺は、何も考えたくない気持ちで一心不乱に走り続けた。
コンビニの前、公園の中、消えそうな電柱の電灯の下を光を踏むようにして走る。
チカチカっていう危うい様子と俺の鼓動がやけにリンクして困った。
いいんちょー、きいてよ。
俺の初恋の相手あんたなんだってさ。
私は、夜にポツポツ歩いている。
理由がなくて夜中に歩いてるわけじゃない。
帰ってみたらご飯がなかったのだ、母は騒がなかっただけで私の世話なんてしない。
だから私は、この時間だったらスーパーはしまっている。
仕方なくコンビニ弁当を食べようと思ってコンビニに向かうために歩いてたんだけど。
今日は星があまりにも綺麗なんで遠回りした。
街灯は面倒くさそうに、この時間なら誰も通らないだろうなというようにチカチカと揺らいでいた。
「何か期待した?」
彼の声が聞こえた気がして後ろを振り返った。
本当に何に期待しているのだろうか?変われることに?それとも。
「おそまつくんに会えることに?」
私もつくづく恋愛初心者な奴だ、構ってくれる男ばかり好きになるのだろうか?でも、先生とは何かが違うリズムで鼓動は彼の前で波打つ。
この街灯のような不規則ではやくて。
突発すぎて目を細めて明かりを見るくらいに。
「「うおおおおおーーーー!!!!」」
何やら聞いたことある声が近づいて・・・?
バタバタと足音がだんだん大きくなる、それになんだか今日は会えそうな気がしてた。
叫びの主はおそまつ君だった。