第1章 ーカラ松とそばにいるー
カラ松「寝そべればいいのか?」
「そうです」とかあいづちを打ちながら小道具の布団を敷く。
私「実は私は立ってでの体の採寸に慣れていなくて。」
ヘンテコな嘘をつく、でも彼は少し天然なので信じてくれる。
カラ松「なるほど、次の公演の衣装で何か問題とかあったりしたのか?。」
先程も言ったように次の公演は近い、衣装なんてとっくにできているので鋭い質問だ。
私は彼のファンの子達みたいに役と彼のギャップに驚いていた。けれど私が彼を意識したきっかけは彼自身と部活動中の真剣な姿、
自分の役作りだけでなく周りの進行状況も把握している。
本当、尊敬している。
でも彼には悪いが、ここは信じてもらおう。
必殺、英語使えば納得するでしょうの術。
私「プラスαで何か装飾をつけようと思いまして・・・。」
そう嘘をつくと彼は感心したように腕を組みながらうんうんと頷いて。
カラ松「作品を最後まで高めようとする姿勢・・俺も負けられん。」ふッっと笑いながらそんなことを言う彼だって最後まで誰より居残りして練習している。
罪悪感で胸が痛んだ。
これは本当に何か彼のために装飾を考えないと。
採寸の振りもそこそこにしてスポーツドリンクを買ってきました。
カラ松「これは・・・?(汗)」
私「飲んでください。」
カラ松「これはなんの意味があるんだい?girl?」
私「手と顔までの距離を計ります。」
本当になんの意味があるんだろうと自分で思ってしまうでも一応ちゃんとやってますという感じに彼がペットボトルを持ったところに線を書く。
カラ松「いや・・・なんのために?いや、細かいことを気にするのは男じゃないよな・・・。」
疑いはじめた、だがここでやめてはカラ松さんのためにならない!
私も一気にこの舞台を終わらせにかかる。
私「ある程度飲んだら次は目を閉じてゆっくり深呼吸をお願いします。」
カラ松「えッ!?////」
なぜかもっと赤くなってしまった、なんでだろう?
カラ松「なぜ目を閉じる!?girlに無防備な姿を見られるのは納得しかねる!////」
つまりは寝顔的な顔を見られたくないと?