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孤独を君の所為にする【歴史物短編集】

第25章 カレシと妻【幕末カレシ】


可愛い可愛い、。

今も俺の下で小さく震えて、怯える小動物みたいな様が堪らなく可愛い。

でもは、何時だって俺の全部を受け容れてくれるんだ。


「………挿入れるよ。」

後ろからゆっくりと、俺の膨張したものをの中に埋めていく。

ほら、あんたの中は熱くてぬるぬるで……

今日もまた俺をすっぽりと包み込んでくれる。

「あー……気持ち…い……」

の中を堪能する様に腰を回して掻き混ぜてやれば、繋がった部分から鳴る厭らしい音と、段々と荒くなっていくの吐息が交じり合い一層俺を煽った。

こうやって俯せにしたを背後から突くなんて初めてだな。

まるでを組み伏せて無理矢理に犯してるみたいで…………

やばい……興奮する。

俺が抜き差しする度に、ぱくぱく動く後ろの窄まりも厭らしくて堪んない。

……何時か、此方にも挿入れて良いかな?

だけど、今日は此方。

此方でを達かせてあげるから。


そんな事を思えば、を穿つ俺の腰は逸った。

ぱんっ…と肌が打つかる音の間隔が短くなるのと比例して、の腰がじわじわと沈んでいく。

「……駄目じゃん。
 ちゃんとお尻、上げてて。」

「だって……奥に…当たるから……」

「当ててるんだよ。
 の一番奥に、俺の……
 ほらっ……」

「んうっっ…!」

俺が力一杯圧し込んだ所為で籠もった声を漏らしただけど、やっぱりあんたは素直だね。

言った通りにお尻を突き上げて、俺の下腹部へ押し付けて来る。

こんなの『もっと奥まで欲しい』って強請ってるのと一緒じゃん。

あんたって……本当に可愛い過ぎて、もう我慢出来ないから。
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