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孤独を君の所為にする【歴史物短編集】

第4章 アナタ ト イキタイ【イケメン戦国】


「…大切にする。
 ゆっくりするから……」

私をギュッと抱き締めた幸村のモノが大事な部分に重なる。

きっと大丈夫……だって、もう私もトロトロだから。

「……………いっ…」

先っぽが捩り込まれた途端、下半身に鋭い痛みが走った。

やっぱり……大きいよぉ。

こんなの本当に入るの?

「痛てえか?」

全身を強張らせて痛みに耐える私を癒すように、幸村が身体を擦ってくれる。

「ん……大丈夫。」

私は微笑んで答えた。

そんな優しい幸村だから……大丈夫。

「力…抜いてろよ。」

少しずつ幸村が進んでくる度に、私の中がギチギチと拡がっていくのが分かる。

「………んんっ…」

痛い………けど…気持ちいい。

私の中が幸村で埋め尽くされていくのが……すごく気持ちいい。

「入っ………た…」

幸村がそう言って、押し込むのを止める。

時間を掛けて私と幸村の一部分がピッタリと重なった時には、もう2人とも汗だくになっていた。

「見てみろ……。
 全部、入ってる。
 ………ほら。」

私の膝裏を押し上げて腰を浮かさせた幸村が嬉しそうに笑う。

「ん……ん……」

ホントだ……あれが全部入ってるんだ…………凄い。

繋がっている部分を見せ付けられて、恥ずかしさと痛みと快感と……

色んな感情がゴチャゴチャになった私は、ただ頷く事しか出来なかった。
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