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孤独を君の所為にする【歴史物短編集】

第4章 アナタ ト イキタイ【イケメン戦国】


私の手が自然に幸村のモノに伸びて………

これ………大きくない?

正直私は初めてじゃない。

それほど経験が豊富な訳でもないけど……それでも……これは。

驚きのあまり、その大きさを確かめるように無意識に軽く握ると

「…………うっ…」

幸村の身体がビクンと跳ねた。

「あっ………ごめん。」

痛かったのかな?

「馬鹿……謝んなよ。
 なあ…………もっと…してくれねえか?」

幸村ってば……なんて可愛いの。

私がゆっくりとシゴき始めると

「は…ああ…………堪んねえ……」

甘い吐息を漏らす幸村。

もっと気持ち良くなって欲しいよ。

ここかな?……ここ?

幸村はどこをどういう風に触られるのが好きなの?

先っぽを擽ってみたり……

裏側を撫で上げてみたり……

私が夢中になっていると

「ちょっ……一寸待ってくれ。」

突然、幸村の手が私の動きを制止した。

「どうしたの?」

「…………果てちまいそうだ。」

恥ずかしそうに呟いた幸村の姿に、私の鼓動がドクンと高鳴る。

「いいよ。イッても。」

そのまま続けようとすると、私を制止する幸村の手に力が籠った。

「お前、本当に馬鹿だな。」

「え……?」

「こんなのじゃ嫌なんだよ。
 ……お前の中で果ててえ。」

「………っ」

そんな言い方、反則だよ。

誰よりも愛してる人にそんな風に言われたら断れる訳がない……けど…

「で…でも……こんな大きいの……入らない…かも……」

すごく恥ずかしいけど、私は正直に言ってみる。

「………駄目か?」

切な気に目を細める幸村……だから、反則だって。

そんな顔されたら……

「ううん。ダメじゃない。
 ………私も幸村が欲しい。」

私は覚悟を決めた。

痛くても構わない。

幸村がこんなにも私を求めてくれるなら、どんな事にも耐えられるよ。
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