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孤独を君の所為にする【歴史物短編集】

第24章 蠱惑的遊戯【イケメン戦国】


「さあ次は三成がを悦ばせてやるんだ。」

ここまで来ても未だ三成さんを導こうとする秀吉さん……

どれだけ出来た人なんですか、貴方はっ?


「私が…様を?
 そんな事……可能なのでしょうか?」

「ああ、出来るさ。
 お前の一物で、の中を擦ってやるんだ。
 優しく抜き差ししてな……
 の表情を良く見て……」

「こう……ですか?」

恐る恐る三成さんの腰が動き出し、微かな水音が数度聞こえた後……

「くううっ……
 秀吉様……私は…もうっ……」


これは……所謂《みこすり半》!!

いや、三成さん!

貴方って、本当に期待を裏切らない人だ!


でも俺がそんな呑気な考えで身を乗り出している間に、流石の秀吉さんはもっと大切な事に気を配る。

「あっ……駄目だ、三成!
 直ぐに抜け!
 の中には出すんじゃない!」

……そう、それ!

それだよね!

当然コンドームなんか無いし、生で挿入れちゃってる訳で、信長様の寵姫にまさか中出しするなんて有り得ない。

今度は違う意味でハラハラし始めた皆を余所に、何故か信長様は落ち着き払った態度で、膝の上にあるさんの頬を指先で擽りながら言ったんだ。



「良いのだ、秀吉。
 三成の悦い様にさせてやれ。
 は長月より月の物が来ておらん。
 恐らくこの腹には既に、俺の稚児が宿っておる。」
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