第20章 Silent Jealousy【イケメン戦国】
「お風呂……入ろ。」
これまで経験した事のない絶頂の余韻に捕われ、ピクピクと身体を痙攣させたまま動けない私の着ている物を、家康が丁寧に脱がせ始める。
先ずは上半身。
手首を拘束しているネクタイを解いてから一つ一つボタンを外してシャツを剥いだ後、慣れた手付きでブラも取り去った。
それから器用にスカートから私の両脚を抜いて
「……酷い事しちゃったね。
ごめん。」
そう呟いた家康に、無惨な状態のストッキングとショーツも脱がされた。
これ以上無い程に身体中を貪り尽くされてから漸く全裸になった私は、お姫様抱っこでバスルームに運ばれ
「……立てる?」
「ん……。」
壁のタイルに両手を着いて家康に背中を向ける。
「お尻突き出して。」
「え!?」
「だっての中に在るの……
処理しないと。」
「いいよ……そんなの…」
「ダメ。
がお腹壊したら大変だから。」
「………うう。」
おずおずと少しだけヒップを家康の方へ寄せると、そこに温かいシャワーが当てられた。
「ホラ、脚も開いて。
これじゃ見えないよ。」
見られたくないんだよ……そう思っても言えない。
家康に散々弄られてイッちゃったクセに何を今更……だよね。
「……
お願いだから、ちゃんと処理させて。」
その声のトーンで本当に私の身体を気遣ってくれているんだって分かる。
そう思ったら、私は自然に脚を開いてお尻を更に突き出していた。