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孤独を君の所為にする【歴史物短編集】

第19章 憧憬なんかじゃない【恋愛幕末カレシ】


「やっ……やだ…」

「ふふ……の中、熱く熟れているね。
 掻き回す度にぐちゃぐちゃって……
 ほら、分かるかい?」

ショーツを穿いたままのせいで動きが制限されて、少し間怠い慶喜さんの指が何故か余計卑猥に感じる。

しかも慶喜さんは私に息を吐かせる間も無く、言葉でも責め立てて来るんだ。


「この美しい下穿きが汚れてしまうかな?
 の中からどんどん溢れて来るからね。
 我慢出来ないのかい?
 は本当にいけない娘だ。」

「よ…しのぶ…さ…」

「私の指もどろどろで潤けて仕舞いそうだよ。
 ああ…後でに舐め取って貰わねばね。
 してくれるだろう?」

「慶喜…さんっ……
 もう…私……
 もう………」

慶喜さんの指は絶妙な動きで私の弱い所ばかりを突いて来る。

私の反応を注視して、この僅かな時間で掌握されたみたいだ。


慶喜さんは一糸乱れぬ姿なのに、私はショーツ1枚で、しかも立ったまま、指1本だけで………

「達して仕舞いそうかい、?」

耳元で甘く囁かれたのがスイッチだった。

「んうっ……
 イッ……ちゃ……っっ!」

私はいとも簡単に背を反らせて、絶頂に飛んだ。
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