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孤独を君の所為にする【歴史物短編集】

第17章 Coquettish game【イケメン戦国】


「幸……独り占めは良くないなー。
 俺達にも姫を愛させてくれないかい?」

ここでユラリと立ち上がったのは………

さあ、信玄様が再びの参戦だ!


信玄様は既に全身を密着させて交合っている2人に近付き、幸村の肩にそっと触れる。

「お…おー。」

まるで信玄様が繰り出す魔術に掛かったような幸村は、あっさりとさんの両脇に腕を回し、そのままゴロンと背後に転がった。

そしてさんの上体を起こして………

うんっ…コレは完璧な騎乗位っ!

仰向けに寝転がった幸村の靭やかで逞しい身体。

その腰に跨がったさんは襦袢を纏っているものの、その裾は大きく割れて幸村との結合部が丸見えだ。

それから乱れに乱れた袷からは白くて撓わなバストがチラチラ見え隠れしてる!

男らしく筋張った幸村の身体と、淡く桜色に染まった柔いさんの身体。

見事なコントラストに俺はウットリと見惚れてしまった。

「おい……確りしろよ、。
 まだまだ、これからだぞ。」

「ん……んっ…」

朦朧としてユラユラと上体を揺らしているさんは直ぐにでも背後に倒れ込んでしまいそうだ。

それを幸村が立てた両膝で支えてあげている。

それにしても、既に2発発射している所為か……幸村ってば何か余裕だな。

今も自分に跨がるさんを見上げて不敵に笑ってる。

「なあ……。
 このまんま…って訳にはいかねーぞ。」

唐突に幸村は両手でさんの腰を掴んで前後に揺すり、そして下からも小刻みに腰を打ち付け始めた。

「あっ…あっ……ぅん…んあっっ……」

ゴッ…ゴッ…と音がする程突き上げられて身体を弾ませるさんを更に追い込むのは……

勿論信玄様だ。
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