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孤独を君の所為にする【歴史物短編集】

第17章 Coquettish game【イケメン戦国】


「……そろそろ…
 ……達っても良いか?」

「さん……俺ももうイッちゃいそうだ。
 出来れば君と…一緒にイキたい。」

幸村はさんの頭を両手で優しく包み込み、俺は上体を屈ませさんの背中に密着させた。

そんな俺達3人を、信玄様と謙信様は盃を交わしながらずっと見つめている。

お互いの家臣の仕事振りを値踏みするような……

己の家臣が悦楽に耽る様子を見守るような……

それでいて信玄様も謙信様も、俺達に啼かされるさんが愛おしくて堪らないという目をしていた。


俺のモノを受け入れて包み込んでくれるさん。

俺と同じ感覚を共有してくれる幸村。

俺をこんな極上の経験へと導いてくれた信玄様と謙信様。

「うう…あっっ……」

もう俺は全ての事象に胸を突き上げられて……

「もうっ、ダメだっ……イクよ、さんっっ!
 お願い……
 俺と幸村をっ……受け止めて!!」

「ああ……っ!
 俺と佐助と……一緒にっっ…」

「んんんーーっっ…」

俺はさんの最深部に……

幸村はさんの咥内に……

熱くて、ドロドロで……大量の欲望を思い切り注ぎ込んだんだ。
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