第17章 Coquettish game【イケメン戦国】

そして俺はまた一気にさんへ捩じ込む。

今度は上から思い切り貫くみたいに。

「んあっ……んぅっ！」

さんはさっきよりも大きな反応を見せてくれた。

やっぱり俺の計算通りだな。

そう、さんは……

「さん……どう？」

「やっ……深い…よぉ…」

ほらね、奥の方を突かれるのが好きなんだ。

「イヤ？……ホントに？」

「だってぇ……んっ…」

「さんがイヤなら止めちゃうよ。
　いいの？」

気が付けば俺は言葉攻めの真似事をしてる。

勿論、信玄様みたいに余裕綽々じゃ無いけど、それでも自分がこんな高難度プレイが出来るなんて新たな発見だよ。

さんが俺をニューワールドへ導いてくれているんだ。

「や…やだ……止めないで。」

顔を振り向かせ涙目でお強請りするさん。

もう……可愛くて堪らないよ。

もっともっと君を気持ち良くさせてあげたい。

それが出来るなら自分の快感なんて後回しで構わないとすら思える。

ああ…………

今の俺はほんの僅かだけど、信玄様という大きな存在に近付けたのかもしれないな。


「分かった。
　じゃあもっとさんの好きなコト、してあげる。」

両手でさんのお尻をガッチリと固定して大きく腰をグラインドさせると、俺のモノがさんの中を掻き回すように動き、そして先端はグリグリと最奥を擽った。

これは俺のモノが細身だから出来る技だ。

うん……決して負け惜しみなんかじゃないから！

その証拠にさんはビクンビクンと身体を弾ませ、その度に激しく暴れる俺のモノをギュウギュウと締め付けて来る。

「さんっ……凄い締まるっ！
　気持ちいい…の？」

「んっ…んっ……気持ちいっ……
　佐助くんの……奥まで…届いて……
　私……壊れちゃうっ……」

まさか自分が女性に『壊れちゃう』と言わしめる事が出来るなんてっ……

俺は快感とは別の歓喜に打ち震えてしまった。