第17章 Coquettish game【イケメン戦国】

もう手で支える必要も無い程、ガッチガチで重力に逆らって勃ち上がってるモノをさんの入口に宛がい……

俺は一気に腰を押し込んだ。

「んんっ……」

僅かに背を反らすさん。

「ああっ……」

それ以上に仰け反ってしまう俺。


何だ、コレ！？

謙信様と信玄様が褒めていたからかなりの名器なんだろうって想像はしていたけど、コレはその想像を遥かに超えてるっ！

さんの中は二人が表現していた通り、とにかく溶けちゃいそうに熱い。

そしてさん自身が動かしているのか、それとも触覚刺激で勝手に反応してるのか、ヒクヒクと腟壁全体が畝って挿って来た俺のモノを包み込むように吸い付いて来る。

それについさっき謙信様のあの凶悪なモノを受け入れたクセに、どうしてこんなにキツいんだい？

「ダメだよ、さんっ！
　そんなっ……締め付けない…で！」

少しでも動いたら直ぐにでも発射してしまいそうで、俺は固まったままさんに懇願した。

それなのにさんは……

「え……？
　わ…分かんないよ……
　私、何もしてない…から……」

全くの無自覚でコレですかっ！？

さんはスーパー天然ミラクル魔性の女なのかい？

いや、そんなふざけた事を言ってる場合じゃ無い。

このままあっさりとイってしまっては男の名折れだ。

俺だってさんをイカせたい！

俺は先ず化学式や円周率、それにありとあらゆる数式を脳内に思い浮かべ気を逸らせる。

それから……それから……

謙信様や信玄様を受け入れた時、さんは何に悦がってた？

どうされれば悦んでいたっけ？

そう……確か……