第17章 Coquettish game【イケメン戦国】

「身体を支えてやった方が良いであろう。」

そう言って胡座を掻いた謙信様が、さんの上体を起こし背後から抱える。

まだグッタリとしているさんは完全に謙信様に身体を預け、緩く開いた両脚の中心では濡れそぼったアソコが物欲し気にヒクヒクしていた。

まさかさんの大事な部分を拝めるなんて……

本当、信玄様に感謝してしまうよ。

そんな俺の熱い想いを知ってか知らずか、信玄様は隙を与える間も無く幸村を追い込む。

「さ…幸、此処においで。」

信玄様が指したのはさんの脚の間。

幸村は蜜に吸い寄せられる蝶のようにフラフラと指示された場所に膝を付いた。

そう、今のさんはたっぷりと蜜を湛えた大輪の花なんだ。

さあ……幸村、頑張れ！


さんの膝を掴んで大きく開脚させた幸村の視線は一点で固まり

「うわ……凄え……」

堪らないといった様子で余りにも凡庸過ぎる感嘆を漏らす。

「分かるかい、幸？
　此所、もう欲しくて堪らないとばかりにひくついている。
　早く弄ってあげないと、が可哀想だ。」

信玄様、上手い！

幸村に羞恥や罪悪感を抱かせない言葉で操るなんて……大人過ぎるよ。


「でも…俺………
　どうすれば……
　良く…分かんねえ。」

あれ、幸村ってチェリーボーイじゃないよな？

何度か女性を抱いていたのは俺だって知ってる。

…………ああ、そうか。

これまでは自分の性欲を満たす為だけのセックスをしてきたって事か。

大切な女性を悦ばせるテクは持ち合わせていないんだ。