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孤独を君の所為にする【歴史物短編集】

第14章 God bless you【ドリフターズ】


「やっ……そんな…
 見ないで……くだ……ぃ…」

「馬鹿言うな。
 手前ェは俺のモンだろうが、ああン?
 そんなら見たって触れたって文句言われる筋合いは無ェ!」

にやりと不敵に笑った『空神様』は私の身体を折り曲げる様に膝裏を高く持ち上げると、未だ液体を滴らせひくつく秘部に吸い付いた。

「駄目っ……そこっ…汚い……から…」

私は全身を捩り何とか逃れようとしてみるけれど、そうすればする程、私の膝裏を掴む『空神様』の手には力が籠って行く。

「汚ねえワケ無ェだろうが!
 大人しくしてろ、コノヤロウ!」

「ん…くっ……」

この体勢ではじゅるじゅると卑猥な音を発てて私の股間にしゃぶり付く『空神様』の顔が私から丸見えだ。

気を失って仕舞いそうな羞恥を感じながらも、何故か私は目を反らす事が出来なかった。

そんな私に気付いた『空神様』と視線が重なると

「何だァ?
 俺に舐められてンの見ると興奮すんのか?
 此所……どんどん溢れて、止まんねえ。」

『空神様』に言葉で煽られるだけで、また果てて仕舞いそう。

意識が飛びそうになるのを自分の指を噛んで何とか耐える。

「手前ェ……こーゆーの、好きなんだなァ。」

私の股間に顔を埋める『空神様』の艶やかで意地悪な低い声。

「ぅう…ん…
 違……から…」

そう言って首を振ってみたって『空神様』は一層愉快そうに笑うだけ。

「嘘吐くんじゃ無ェ、バカヤロウ!
 そんじゃ今からもっと凄えモン、見せてやるからなァ。」

………もっと凄いもの?

想像もつかないけど………

それでもそれは何だろうと考えただけで、私の中が大きく収縮するのが自分でも分かった。
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