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孤独を君の所為にする【歴史物短編集】

第12章 密か【イケメン幕末】


「ああ……またそんな可愛い事を言って……。
 俺を煽っているのか?」

「違っ…そうではなくて……本当に…っ……」

「はっ……俺の上でお前が厭らしく身を捩っている。
 この姿をどれ程夢見た事か………」

私だけで無く、近藤殿の呼吸もどんどん荒くなって行き

「だが、夢に見たお前には……
 こんな柔らかい物は付いて無かったがな。」

そう呟くと、下から押し上げる様に私の両乳房を強く掴んだ。

「うん……夢見たお前より此方の方が悦い。
 比べ物にならん位、格段に悦い。」

そして近藤殿の指先が乳房の先端を何度も弾く。

「うあっ……やぁ……」

その刺激にびくんと身体を弾ませると

「くぅっ………
 そんなに締めるな、。
 果てて仕舞うじゃないかっ……」

近藤殿の腰も大きく跳ね上がった。

「あー………もう辛抱堪らん。
 良いな、?」

私の返答を待たず勢い良く上半身を起こした近藤殿によって、今度は私が下になる。

全身を密着させ、私の頭を抱え込んだ近藤殿と激しく舌を絡ませ合い……

その間にも私の中は近藤殿の固い物でずりずりと擦り上げられていた。

「……………
 すまんが…そろそろ限界だ。」

「はい、近藤殿。
 ………どうぞ…思い切り………」

自分の快楽などよりも、近藤殿の切な気で上気したお顔を見せて貰えた事が嬉しい。

私の身体で果てて下さる事が、何よりも嬉しい。

だから自然に笑みが浮んで仕舞う。

「ああ………何と可愛い……
 くっ……出るっ……!」

一度ぶるりっ…と腰を震わせた近藤殿は一気に私の中から抜き出すと、それを自身の両手で包み込み……

その手の中にどくどくと白濁を迸らせた。
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