第11章 狂った三日月夜【薄桜鬼】
薬の所為で限界まで昂っていた左之さんとちゃんを言葉巧みに誘導すれば、こんな状況に持ち込むのなんて簡単だ。
左之さんはちゃんを突き上げる事に夢中で……ちゃんはもう何が何だか分からないんだろうね。
秘部には左之さんを飲み込んで、僕の牡茎を咥えて、なのに全くの無表情なんだから。
この二人をあっさりと操れた事が可笑しくて可笑しくて、僕はくくっ…と喉を鳴らして笑った。
「ああ、ちゃん。
もっとちゃんとしてよ。
何時も左之さんにしてるみたいにさ。
ほら、僕の此れ……左之さんだと思って……ね?」
言いながらちゃんの後頭部に手を添えてぐいと僕の股間に押し付ける。
「ぐぅっ……」
ちゃんは苦し気な声を漏らしながらも舌を使い始め、僕を快楽へと導こうとしているみたいだ。
「ふーん……何時もこんな風にしてるんだ?
うん、気持ち良いよ……ちゃん。」
左之さんとちゃんを操り、見下ろし……僕はその圧倒的な征服感に身悶える。
そこにちゃんからの口淫が加われば、必然的にまた吐精感が沸き上がった。
何所に出してやろうか?
ちゃんの何所に出せば、僕のこんな醜悪な感情が治まってくれる?