• テキストサイズ

孤独を君の所為にする【歴史物短編集】

第11章 狂った三日月夜【薄桜鬼】


「どう、ちゃん。
 気持ち良い?」

問い掛けてみてもちゃんは苦し気に首を振るだけ。

「あれ、気持ち良く無いの?
 やっぱり動かしてあげなきゃ駄目なのかな。」

僕がちゃんの中からゆっくりと法霊数珠を引き摺り出し始めると

「あ……んっ…んん……」

在られも無いちゃんの嬌声が部屋中に響いた。

「駄目だよ、ちゃん。
 そんな声を出したら僕も我慢出来なくなっちゃうよ。」

これは当然ちゃんを辱しめる為に言った言葉だけれど、それでも実際に僕の牡茎は痛い程に反り返っている。

ちゃんの中に挿っていた法霊数珠を半分程引き出した所で、僕はその中に指を差し入れた。

「どうする?
 此所に僕のを挿れて掻き回してみようか?
 きっと凄く気持ち良いと思うんだけど……」

ぴくりと反応するちゃんを見咎めて、僕はこれ幸いと畳み掛ける。

「ね……どうする?
 どうしよっか?
 ちゃんはどうして欲しい?」

「挿れて……下さい。」

全く躊躇う事無く答えたちゃんに笑いが込み上げ

「あはっ……」

僕は勝ち誇った様に声を上げた。

「良いよ。
 挿れてあげる。
 良いよね、左之さん?
 ちゃんが欲しいって言ってるんだから。」

僕がそう問い掛けても左之さんは苦しそうに眉をひそめ、くちくちと自分自身を右手で慰め続けている。
/ 834ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp