第10章 Messy Lover【イケメン戦国】
お互いに絶頂を迎え乱れた呼吸を整えた後、家康は私の身体に負担が掛からない様ゆっくりと拘束を解いてくれた。
「ごめん……。
跡が残っちゃったね。」
そう言われて自分の身体に目を向けて見ると、手首にも足首にも…そして膝にもくっきりと赤い筋状の跡が着いている。
「………痛い?」
心配そうに私の顔を覗き込む家康の姿に、きゅうっ…と胸が締め付けられた。
「ううん……痛くない。
大丈夫だよ。」
確かにぴりぴりとした痺れはあったけれど、痛むという程でも無い。
だから私は素直にそう答えて微笑んで見せる。
「そう………良かった。
でも…………」
家康は安心したのか、ほうっと一つ息を吐いた後……私の身体に残る拘束の名残に舌を這わせ始めた。
「の白い肌に残るこれ……
凄く厭らしい。」
「んっ……!」
足首を掴んで高く持ち上げられ膝裏を舐められた途端、また私の秘部がひくつくのを感じる。
立て続けに二度の絶頂を迎えたにも関わらず、私の身体の熱は全く冷めていなかった。
「どうしたの……?」
舌の動きを緩めないまま、家康は意地悪さを顕にして問う。
「だって………」
縛られていた場所と同じ様に……ううん、それ以上に私の秘部はじんじんと痺れていた。
再び呼吸は荒くなり、潤んだ瞳で家康を見つめる。
「ああ、そっか。
まだ薬が抜けて無いんだね。
辛いでしょ………此所。」
「ひゃっ………あんっ…」
突然家康の指に秘裂を擽られ、私の全身はびくんと跳ね上がった。
「……やっぱり辛いんだね。
じゃあ………自分でしてごらん。」