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【暗殺教室】キス魔なアイツ

第4章 感染の時間


「別に変なことしないからさ」


「必ずだぞ」


「はいはい。

それじゃ前髪あげてよ」


額を覆い隠している髪を手であげ、目を固く瞑る。


ピトッと額に貼りつけた。


「っ…」


ビク、と浅野クンの肩が震える。


「可愛い反応するんだね」


「煩い」


「なんとでも言えば良いよ。

ほら、寝てよ」


「…あぁ」


そのまま大人しくベッドに身体を沈める。


「そんなに見られてるとおちおち寝ていられないんだが」


「気にしなければ良いじゃん」


「そんなこと出来る訳ないだろう」


「どうすれば寝てくれんの?」


「君が添い寝してくれたら」


「はぁ?」


「ダメなのか?」


「…いいよ」


はぁ、と息を吐き出す。


「その向きなのか?」


浅野クンに背を向ける形でベッドに入った。


「そうだけど。やなの?」


「いや、別に」


キュッと腰上に腕を回す。


「細いな」


「変態。

いいから寝なよ」


「あぁ」
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