第7章 実践の時間
わたしは様子を伺いながら
渚くんに声をかける。
『あのね渚くん、
今朝話した勉強会なんだけど・・
この後、どうかな?』
綾乃が少しオドオドしながら聞くと
彼は「ん・・」と少し迷っているようだった。
もしかして体調悪いかな?
そういう気分じゃなくって
わたし鬱陶しかったかな・・・
おろおろと不安そうなわたしを見て
渚くんは小さく笑った。
「そうだね、時間もあるしいいよ。」
『・・・! ありがとう!』
「はは、綾乃ちゃんは可愛いね・・」
『え・・・///』
渚くんの言葉に一瞬フリーズし
顔を赤らめていると、
彼も自分の言葉を思い返したのか
つられて顔を赤らめていた。
『ふふ、自分で言ったくせに
渚くん顔真っ赤!』
そんな彼が愛おしくて
つい表情が緩む。
「・・綾乃ちゃんだって・・・//」
『・・・・///』
・・・やっぱり渚くんが好き。
渚くんとずっと一緒に居られる様に、
ビッチ先生に伝授された"ご奉仕"を
彼のために実行することを決めた。