第5章 Fantastic Version <双子2歳>
アトラクションは途中途中で客席のゲストの静止画などを交えスティッチと会話する形で進む。
どのようにプログラムしているのかは分からないが当意即妙な受け答えが子どもだけでなく大人にもウケルアトラクションになっている。
横山がまず、ターゲットに選ばれたようでスティッチから宇宙刑務所での仲間と言われる。
罪状は三輪車のスピード違反。
ご丁寧に手配書に横山の顔が嵌められている。
そのあとは和也が指名される。
スティッチに名前を問われて答える和也。
「かずなり!」
「かずなり!は誰と来たの?」
スティッチに問われて元気に答える和也。
「ぱぱとさとしーと…」
時間が決まってるんだろう、まだ名前を並べようとする和也の言葉をぶった斬ってスティッチが聞いてくる。
「スティッチと、ばばとさとしーととどっちが好き?」
突然の質問に面食らう和也。
「ねぇどっち?」とさらにスティッチが聞いてくる。
「んーと、んーと…ぱぱとさとしー」
明快な和也の答えに「スティッチ振られた…」と凹むスティッチ。
ストーリーはそのまま続いていく。
最後まで横山と和也を弄りつつ、ストーリーは最終局面へ。
最後は脱出ゲームのようなものに変わり…。
子どもたちも大人たちの真似をしながら叫んで無事アトラクションは終了した。